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このコンクールは、全国の小・中学生を対象に、主食である米の大切さを認識してもらい、ごはん食の重要性への理解を深めてもらおうと、内閣府、文部科学省、農林水産省等の後援を得て毎年実施しているものです。
今年も山梨県内の小・中学生から図画:498点、作文:531点とたくさんの作品が寄せられました。12月2日に全国コンクール入賞者を、12月13日に山梨県コンクール入賞者を決定しました。
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| 全国コンクール<図画の部> 優秀賞 大月市立梁川小学校 3年 上條 直弥さん ![]() 『大きなおむすび』 |
全国コンクール<作文の部> 優秀賞 八田村立八田中学校 1年 三枝 寛哉 さん 『ごはん、お米と私』 今、一番日本でなじみ深い食べ物はお米だと思います。お米には栄養素がたくさん含まれています。しかし、そのお米の消費量や生産量が年々減ってきています。それは、現代に至るまでに実に多種多様な食べ物が出てきたり、農業を営む家が減ってきたからです。今では、ファーストフード店や、コンビニエンスストアといった所が日本人の食生活の大部分を占めていると言っても過言ではないでしょう。だからといって、それらだけでの食事を続けていれば、食生活が偏ってしまいます。確かに忙しい現代に、手軽に食べ物を手に入れる事ができる場所は、必要不可欠なのかもしれません。しかし、今、簡単に食べ物が手に入る事により、食べ物を軽視してしまう事も、紛れもない事実です。現代の日本人はもっと食べ物のありがたさや大切さを知るべきなのではないでしょうか? そこで、今、一番日本人が見直さなければいけないのがお米だと僕は思います。お米は日本人の古くからの主食であるし、このお米には、糖分、炭水化物、食物繊維などの人間の体に活力をあたえる栄養分がとても豊富です。最近よくテレビで僕が耳にするのは、玄米や、発芽玄米といった品種のお米が体にいいという事です。この品種のお米は、普通の白米とは違い、もみがらを除いただけで、まだ精米していない米の事だそうで、白米と比べると、栄養素が二倍三倍も多く含まれているそうです。 この栄養の宝庫であるお米の消費量が減少したもう一つの原因は、お米の生産量の減少です。前でも言った通り、年々お米を作る農家が減ってきています。それは、イネの苗を植えてから、お米を収穫するまでの過程が大変だったり、収入などの問題で別の仕事に移ってしまう人たちが多いからです。それにより、外国からの輸入米も増えてきています。僕の家でもお米を作っていて、今までに何度か稲を干す作業や脱穀を手伝った事があります。稲を干す作業は、稲を干すための台を作って、その上にたくさんの稲を干すのですが、そのほとんどが力の要る作業だったので、とても疲れました。脱穀は、もみがらが飛び散るのでそれを吸ってしまうと、せきこんでしまったり、鼻が詰まってしまうので大変でした。その他にも色々な作業を見てきましたが、どれも大変で根気の要る作業ばかりでした。僕は小さい頃おじいちゃんに、 「米、一粒一粒に命があるんだから大切にしなさい。」 と、何度も言われました。その頃の僕はあまり真に受けてはいなかったのですが、お米を作る大変さを知ってからは、おじいちゃんの言っていた言葉の意味がよく分かるようになりました。 最近、僕は自分の家の田んぼに、水がしっかり入っているかを、お父さんとよく見に行きます。畑の道を歩いていると、空き缶や、袋などのゴミが所々に落ちていました。お父さんの話によると、時々、水が入っていないのはこのようなゴミが詰まって川の流れを止めてしまうからだそうです。誰かが軽い気持ちで勝手に捨てたゴミが、環境だけでなく、お米などの農作物にも悪影響を及ぼすという事を痛感しました。これ以上ゴミが増えると川が使えなくなって水が入らなくなり、お米を作る事ができなくなってしまいます。これは、絶対避けなければいけません。だから、手遅れにならないように、一人一人がゴミの正しい処理の仕方をもっと心懸けるべきです。最後に、これからも、お米を作っている人たちに感謝して、お米を毎日おいしく食べられるように、大切にしていきたいです。そして、健全な食生活を送っていきたいと思います。 |
| 山梨県コンクール<作文の部 1部> 最優秀賞 山梨市立後屋敷小学校 3年 小林 加奈 さん 『「いただきます」のきもち』 ほくほくのおいしそうなゆげが、わたしのちゃわんにもられた、まっ白なごはんから立ち上っています。 朝七時。とうふと油あげのおみそ汁といっしょに、 「おはよう。加奈、今日もいっぱい食べていってね。」 と、ごはんが私にささやきかけます。私も、 「ありがとう。いっぱい食べられそうだよ」 と、心の中で返事をします。 「いただきます」 私は大きな口をあけて、左手に持ったちゃわんから、はしでつかみきれるだけたくさんのごはんを、口にはこびます。もぐもぐもぐ。最初の一口は、何もまぜないごはんだけの味を楽しみます。ほくほくのごはんは、あついですが、かめばかむほど、おいしい味わいが、口じゅうに広がるのです。しかし、ちょっと前までの私は、ごはんにこんなにすばらしい味がかくされているなんて、まったく気づきませんでした。 おなかがすけば、ポテトチップなどのおかしをちょくちょく食べ、ジュワーっと、のどにしみるたんさんジュースをゴクゴクのんでいました。ですからいつもおなかは、まんぷくでした。母に、 「ごはんをしっかり食べないと、頭や体にえいようがいかないのよ。」 と、いつも言われました。しかし、いくらちゅういされてもおなかは言うことをきいてくれませんでした。 私が、ごはんを食べるようになったきっかけは、ある本との出会いからでした。大好きなお母さんが作ってくれたおべんとうを、その男の子は、一口も食べぬまま、原ばくでなくなってしまいました。私はこの本に出会って、ちょっぴり自分を反せいしました。そして、 「いただきます。」 という言葉には、 「かんしゃしていただく。」という意味があることを知りました。あのごはんのささやきに、しっかりかんしゃし、かぞくに、 「ありがとう。」 を言いたいです。 |
全国コンクール<図画の部> 優秀賞 一宮町立一宮中学校 1年 畑野 遼さん ![]() 『お米を大切に』 |
| 山梨県コンクール<図画の部> 1部 最優秀賞 塩山市立井尻小学校 1年 山田 悠斗さん ![]() 『おにぎり大好き』 |
山梨県コンクール<作文の部 2部> 最優秀賞 田富町立田富北小学校 6年 森屋 宏紀 さん 『農業を体験してみて』 みなさんは田植えやいねかりなどの作業を体験したことがありますか?いなかというイメージを持っていませんか? ぼくが小学校一年生のころから、田植えやいねかりの時期になると、なぜか心がウズウズしていました。そんなぼくと一緒にするのは家族全員なのです。主に、おじいちゃんおばあちゃんが農業をしているけれど、こういう時は、家族全員なのです。 ぼくは、おじいちゃんから、トラクターなどの動かし方や田植えの仕方、いねかりの仕方などをおそわりました。それは田んぼは、テニスコートが何面も入るほどのものです。これほどの大きな田んぼなので、気力と体力がないと、絶対にする事ができないのが農業なのです。汗を流しながら作業をする事は、とてもすばらしいと思います。一生けん命に植えた苗がスクスクと育ち、立派ないねになり、実をつける。それをかり取り、精米し、たきあげる。目の前のお茶わんにもられた真っ白で形のきれいなお米を見ると、今までの苦労が一気に飛んで行ってしまうのです。この気持ちは、作った人だけしか味わえない特権のようなものです。 農業というのは、本当にやりがいのある仕事です。ぼくが手伝って言うのだから、まちがいありません。真心こめて育てたお米は、輸入米とは一味ちがいます。一粒一粒がしっかり立っていて、純白という言葉がピッタリなお米に育つのです。そんなお米を口に入れた瞬間、今まで食べてきたどんな食べ物よりもおいしい気がしました。その時ほど、農業っていいなあって思った事はありません。 ある時、田んぼの道にすわって、ぼくはお母さんとこんな会話をしました。 「自然っていいね。ぼく、ここに生まれて本当に幸せ。緑も多いし、昆虫もいっぱいいるし。」 こんな事を話しています。そして、たんぼ道にねっころがりながら空を見上げると、まるで青いジュータンでもしいたような青空が広がっているようで、風の音や鳥の鳴く声が、なんだか合唱しているようでした。 農業をすれば、自然とふれあえ、改めて自然と人間のありかを見つめる事ができるのです。 みなさんにもそんな気持ちになってほしいので、今でも、自然にかこまれながら、汗を流して色々な事を手伝って頑張っています。 |
| 山梨県コンクール<作文の部 3部> 最優秀賞 甲府市立東中学校 2年 三浦 拓郎 さん 『ワイワイ我が家の食事』 僕は、米、めん、パンという主食の中で米が一番好きです。めん類やパンもイヤではありませんが、一日三食パンやめんではあきてしまいますが、お米だとあきるという事はありません。お米は色々な方法で調理する事が出来るからです。白いごはんに、色々なおかずとの組み合わせで洋風にもなり和風、中華にもなります。ピラフ、パエリア、ドリア、カレー、五目ごはん、チャーハン、おにぎり、おすし、丼ものなどなど調理方法や味つけにより、ずいぶんと変化します。だから、お米にあきるという事はないのです。 僕の家では、朝食もほとんどごはんです。朝は急がしく皆でゆっくり話をしながらというのはむずかしいのですが、夕食は皆で学校の事、テレビ番組の話などしながら、楽しく食事の時間をすごしています。ふしぎな事ですが、ごはんの時間に兄弟ゲンカをしたり叱られたりする事はないです。食べるという事は、人をおだやかにするのかなと思います。 このまえ、家に新がたの知り合いが、すごい大きな袋でお米を送ってきてくれて、びっくりしました。近くにある精米機で白いお米にしてきました。それはそれはおいしいごはんがたけました。たきあがったかまの中で、ツヤツヤしていました。家族みんなでおいしいねと言って食べました。その時、お米は太るかという話を家族でしました。僕は、友達が前に、米は太ると言っていたので、 「太るよね?」 と言ったら、お母さんが、 「パンやめん類の方が太るのよ。」 と言いました。ごはんはパンなどより低カロリー、低脂肪で、アメリカではヘルシーな食品として肥満治療に取り入れられるという事も教えてくれました。 そして、よくかむことで、そしょくきんを発達させ脳を刺激することで頭の回転を早くさせるそうです。毎日何気なく食べていたお米ですが、すごい力があるんだなあと知りました。 学校から帰ると僕は、 「今日のごはんは何?」 と、クセになっているのか、毎日聞いてしまいます。お姉ちゃんも、お兄ちゃんもそうです。みんなごはんが楽しみなのかもしれません。 おかあさんは、いろいろ変わったごはんを作ってくれます。パエリアや、タコめし、さけごはん、茶めしなど、お米を色々変身させます。どれも僕の好物です。 そして、家族のお誕生日やクリスマス、ひなまつり、こどもの日の料理など考えてみると、 「あのごはんだ!」 と僕の家には定番料理がある事に気がつきました。それらには楽しい思い出がたくさんあり、いつもその思い出の中にはおいしいごはんがあって、家族でワイワイしているな、と改めて思いました。あの小さな粒のお米が家族の思い出作りやコミニケーションに大きな力を発揮しているんだと思うとごはんを皆で食べるという時間を大切にしなければと思います。 お姉ちゃん達のお弁当を毎日作っていたおかあさんに、 「大変でしょう?」 と聞いたことがあります。おかあさんは、大変だけど、いつも作る時に、サトウハチローさんの詩集の中にある文を思い出すそうです。それはお弁当をあけたサトウさんが自分のお弁当を作るお母さんの手がこの上を何度も往復した事を思うと胸がいっぱいになるという詩だそうです。僕のおかあさんはそれを読んで涙が出たそうです。 それから、お姉ちゃん達のお弁当を開けたときのワーという顔を思い浮かべながら、前夜から下ごしらえして一生懸命作っていると言いました。ハチローさんと反対の立場でお弁当作りをしているんだと僕は思いました。そして心のこもったごはんを食べられる僕は、本当に幸せだと思いました。ワイワイと家族でこれからも食事をしたいなと思います。 |
山梨県コンクール<図画の部> 2部 最優秀賞 韮崎市立甘利小学校 5年 堀内 知明さん ![]() 『はじめての田植え』 |
山梨県コンクール<図画の部> 3部 最優秀賞
双葉町立双葉中学校 1年
菊島 ちひろさん
『最初の収穫』