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望月 悠斗 さん
南アルプス市立白根飯野小 2年
『おじいちゃんちの田んぼはたからばこ』

 おじいちゃんちの田んぼは、ぼくにとっては、たからばこなんだ。なぜかというと、おいしいお米がたくさんとれるから。そのお米を毎日いっぱい食べて、ぼくは元気もりもり。学校だって、ほとんど休んだことがないんだよ。
 でも、それだけではないんだ。おたまじゃくしやカエル、アメンボなんかがたくさんいるんだよ。ときどきタガメなんかも見かけるよ。ぼくは虫たちとあそぶのが大すきなんだ。
 秋になって、いねかりをすると、バッタやいなごがピョンピョンはねている。ぼくは、あせびっしょりになって、おいかける。とってもたのしいよ。そんなときには、おてつだいなんか、すっかりわすれてしまうんだ。でも、おじいちゃんたちはわらって見ているだけで、おこられたことなんかないよ。
 こんなにすてきなぼくのたからばこを、いっしょうけんめいにつくっているのは、おじいちゃんとおばあちゃん。そのおじいちゃんがびょうきでたおれたのは二年前。大すきなおじいちゃんがうごけなくなってしまって、ぼくはとってもかなしかった。もう、いっしょにあそべないのかと思うとさみしかった。
 でも、おじいちゃんはがんばった。びょうきにまけなかったんだ。まだまだ前のようにはうごけないし、おもいものはもてないけれど、少しずつ田んぼのしごとをはじめたんだ。田んぼの数はへってしまったけれど、いっしょにつくっているおばあちゃんは、うれしそう。ぼくも、すごくうれしいよ。
 またこんどの秋も、おじいちゃんとおばあちゃんがつくったお米が食べられる。「おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう。これからも、体を大切にしながら、ぼくのたからばこをまもっていってね。」
 二人のおかげで、これからも、ぼくは元気もりもり。